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2007.04.10

家路(完結)

午前0時05分、携帯が鳴る。
親父の入院する病院からだった。

親父が危ない状態なので、すぐ来て欲しい。


病院に到着、病室に入ると親父は意識不明だった。
呼吸がまばらだ。
心拍数はペースメーカーどおりに打つ。



午前3時30分、一緒につきそっていた弟が仕事のため病室を出て行った。


午前3時35分、呼吸がおかしくなった。
弟の携帯に電話をして呼び戻した。






心臓が止まった。






午前3時40分、主治医がやってきて親父の死亡を宣告された。
享年67歳だった。
覚悟した時期もあったけど、ここ数日は安心しきっていた気がする。
そんな折り、突然といえば突然に感じた。











もう一度見たかったであろう我が家の風景。
もう一度見たかったであろう自分の畑。
焼酎やウィスキー、飲みたかっただろう。
いろんなものを食べたかっただろう。




自分の足で一歩一歩踏みしめることはできなかったけれど、
親父は家路についた。

あれほど帰りたがっていた我が家に。


このブログはこれでおわりだ。
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