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2007.03.18

誕生日

今日は親父の誕生日だった。
親父は自分の誕生日のことを全く気づいていなかった。

昼食前に親父の病室に、刺身を持って行った。
昼食の時にうまそうに食っていたが、親父の方からは感謝の言葉などはなかった。

親父は言う。
「俺はいったい体のどこが悪いんだ?」
「主治医からは何も聞かされていないし、何の治療もしていない。入院していても意味がないのではないか。」

実際は、親父は何度も主治医から病気の説明を受けている。
心臓が悪く、そのせいで、肝臓と腎臓も悪い。肺に水がたまっている。
心臓が悪いために手術もできず、親父は根本的な治療はできない。

そんな説明を何度も受けたことをすっかり忘れている。
向こうの病院に入院していた頃はとても頭がはっきりしていたはずなのに、こちらの病院に戻ってきた途端、また元に戻ったようだ。

今日が自分の誕生日だったことを、また、昼食に刺身を食ったことを、今、病室のベッドの上で親父は憶えているのだろうか。
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